本日のメニューは、
タコとトマトのバルサミコサラダ
鶏と彩り野菜の甘辛酢いため
大根餅
ほうれん草とゆばのお浸し
サケマヨ
焼肉チキンサラダ
ブロコリときのこのアヒージョ
じゃこのシソおろし和え
たっぷりきのこのかき揚げ
甘辛かぼちゃのカレー風味
でした。
栄養学勉強中の者から、タコのお話です。
日本では大人気のタコですが、海外では外形が不気味なため、イカやナマコとともに「悪魔の魚(devil fish)」と呼ばれ、嫌われているそうです。イタリアやスペイン、ギリシアなどの地中海沿岸地域や、東南アジア、韓国など一部の地域を除き、食用の習慣はありません。
スーパーでは「モーリタニア産タコ」をよく見かけますよね。実は、日本で消費されているタコのおよそ7割が輸入品で、そのうちの4割がモーリタニア産なのだそうです。
モーリタニアはアフリカ大陸・サハラ砂漠の西端にあります。国土の3/4は砂漠ですが、沿岸には清浄な海域が広がり、タコの生息に適した広範な岩場があるそうです。タコの餌になる貝や甲殻類も豊富にあることから、タコにとっては最高の環境なんですね。
しかし宗教的な意味合いから、アフリカ大陸ではタコはもちろん、水産物自体を食べる習慣がありません。地元の人たちからは、そんなに気持ち悪いものを食べるの?と首をかしげられるそうですよ。
さて、では美味しいタコの選び方をお伝えします。
メスの方が身が柔らかくて美味しいと言われますが、見分け方はご存じでしょうか。答えは吸盤にあります。吸盤の大きさが揃っているのがメスで、まばらなのがオスです。選ぶときには、吸盤が小さく大きさのそろったもの、足の先までしっかり巻いてあるもの、身に弾力があるものを選ぶようにしましょう。皮が剥けていたり、触っただけで崩れてしまうもの、赤茶色が薄くなっているものは品質の落ちている証拠ですので避けてください。ただ、あまりに鮮やかな紅色のものは着色されていることがあるので注意してください。
タコは傷んでも判別が困難なため、食中毒を起こしやすい食材です。ゆでだこ(蒸しだこ)であっても、水洗いしてさっと熱湯に通してから使うと衛生的です。
タコは高たんぱく低脂肪で、タウリンを豊富に含んでいます。タウリンには疲労回復、そしてコレステロール値や血圧を下げる作用、また肝臓の機能を高めてアルコールの分解を助ける働きがあるとされ、お酒を飲まれる方にもオススメの食材と言えます。
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